本プログラムは、文部科学省「持続的な産学共同人材育成システム構築事業」(2019~2023)の一環として、
東北大学を代表校とし、連携校となる熊本大学、大阪公立大学、立教大学の国公私立4大学が
幅広い企業・団体と連携して全国的コンソーシアムを設立し、2020~2023年度に開発・実施したプログラムです。


大学教育イノベーションを先導する実務家教員を育成


産学連携教育イノベーター育成プログラム
は、
産学が連携して人材と知の循環を促進しつつ、実践的かつ広く深い学びを追求し、
学生も社会人も学び続けチャレンジし続ける社会の実現と、未来を拓く人材の各界への輩出のため、
その中心的役割を担う実務家教員を育成することを目的としています。

Q 産学連携教育イノベーターとは?

A 産業界の知見と教育実践力を併せ持つ、ハイブリッド人材

実務経験を学習可能な知に転換し
プロの教育力(教え方=学ばせ方)を獲得

学びと社会をつないで学生の心に火を点け
社会人の学び直しにも貢献

 

ガラパゴス化した人材育成を変革し、日本を元気にする人材=産学連携教育イノベーター

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達成目標

  • 1

    大学教員として教育を担うための 基礎的知識・技能・態度を身につける

  • 2

    各コースに設定する 専門領域(汎用的な専門性)における教育実践力を身につける

  • 3

    学びと社会を繋ぐ実践知・学術知往還及び学習成果のエビデンスに基づく教育変革を先導する「教育イノベーター」としての変革力を身につける

科目構成

「産学連携教育イノベーター育成プログラム」は、4つの科目で構成されています。

専門領域別科目
[各24時間]

汎用的な教育実践力に加え、各専門領域(多くの業種・職種で必要とされる資質・スキル)における高度な教育指導力を育成

「専門領域別科目」では、次のコースよりいずれかを選択します。
ご自身の興味・関心に合わせ、選択したコース以外の学習項目の一部を履修することができます。

  • 大森先生

    東北大学 TOHOKU UNIVERSITY

    産学連携リベラルアーツ
    教育力育成コース

    アクティブラーニングによるリベラルアーツ・セミナーやPBL(プロジェクト・ベースト・ラーニング)を含む教育実践、大学教員準備研修・新任教員研修や大学のリーダー育成のための履修証明プログラム(BP)など、大学教員育成に関する総合的な教育関係共同利用拠点として、海外大学との国際連携を活用して最先端のプログラムを日本に適合するよう内製化する形で開発・実施してきた知見の蓄積を活かし、産学連携によるリベラルアーツ教育を担う実務家教員を育成します。

  • 鈴木先生

    熊本大学 KUMAMOTO UNIVERSITY

    インストラクショナルデザイン
    指導力育成コース

    企業内教育訓練を含む教育の効果・効率・魅力を高めるインストラクショナルデザイン(ID)の日本におけるメッカとも言える存在として、米国等における先進的取組と連携しつつ、日本初のeラーニング専門家養成大学院「教授システム学専攻」を設置・運営してきたオンライン実務家教育の専門性に基づき、学習成果のエビデンスに基づく効果的な教育実践を産学に普及できる実務家教員を育成します。

  • 高橋先生

    大阪公立大学 OSAKA METROPOLITAN UNIVERSITY

    アントレプレナーシップ
    教育力育成コース

    イノベーション創出型研究者養成カリキュラムとして、多数の企業の協力を得て大学院の正式科目として設置した産学連携科目・インターンシップにおいて、毎年約500人もの受講者を輩出してきた実績を活かし、アントレプレナーシップ教育を担う実務家教員を育成します。

  • 山口先生

    立教大学 RIKKYO UNIVERSITY

    リーダーシップ
    開発力育成コース

    全国にその名を知られる「ビジネス・リーダーシップ・プログラム(BLP)」等の成果に基づき、アクティブ・ラーニングを通じて身に付けるリーダーシップ教育を、広く日本の高等教育において展開していく実務家教員を育成します。


講師紹介
(抜粋)

大学教育基礎力科目担当

高等教育に精通した講師陣が、授業に必須の基礎知識を教授

汎用的教育実践力科目担当

大学という現場をよく知る経験豊富な講師陣が、実践的なスキルを伝授


講師一覧
(五十音順)



プログラム紹介MOVIE



プログラムについて

対面・オンライン等でも提供

募集チラシ

応募資格

下記、①②の両方を充たす方。
①大学を卒業した者又はこれと同等以上の学力があると認められた方
②原則として専門的技術的又は管理的な職務において5年以上の実務経験を有する方

定員

100名(4コース合計数)

費用

入学金:なし
受講料:300,000円
審査結果通知と共に振込通知を送付します。指定日までに振込を完了させてください。支払われた受講料は、返金いたしません。プログラムを途中で辞退された場合でも同様です。
その他:集合研修等(演習や模擬授業等)へ参加する旅費・宿泊費等は自己負担とします。
教育訓練給付金:2023年度より、プログラム全4コースが厚生労働省の指定する特定一般教育訓練講座になりました。教育訓練給付制度の受給希望者は、募集要項とともに、後日公開する教育訓練給付制度(特定一般教育訓練)案内をご参照ください。


選考プロセス

  1. STEP 1

    応募フォームより申請:受付終了
    応募方法:下記「エントリー(受講申込み)」より必要事項を入力の上、関連資料をアップロードしてください。

  2. STEP 2

    書類審査

  3. STEP 3

    審査結果通知


よくある質問

Q 実務家教員になるにあたり、年齢制限はありますか?

A 多くの大学では定年を設けていますが、非常勤での採用の際などは、年齢制限を設けていない大学等もあります。応募の際に、求人情報の応募資格等をご確認ください。


Q 実務経験は、何年以上必要でしょうか?

A 原則として専門的技術的又は管理的な職務において5年以上の実務経験が必要です。


Q 働きながら受講できますか?

A 本プログラムは、オンライン研修と集合研修で構成されています。オンライン研修はご自身の都合に合わせた受講が可能です。また、集合研修も土日祝を中心に開講するため、勤務しながら受講いただけます。


Q プログラムのスケジュールを教えてください。

A 2023年度は、2023年7月25日受講開始(資料配布等)、オリエンテーション8月6日を封切に、2024年1月までの期間、開講します(修了は2024年2月予定。ただし、新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえ、日程変更を行う可能性があります)。


Q 履修証明プログラムとは、どのようなプログラムですか?

A 社会人等を対象に大学の教育・研究資源を活かし、一定の教育計画の下に編成された体系的な知識・技術等の習得を目指した教育プログラムで、プログラム修了者には、学校教育法第105条に基づき履修証明書が交付されます。


Q 実務家教員になるためには、どうすればよいですか?

A 受講期間中に受講者を対象にキャリアセッションを開催いたしますので、是非ご参加ください。ただし、本プログラムの修了が雇用を保証するものではございません。また、各大学等による教員公募に応募いただく際、本プログラム修了をご自身の強みの一つとしてアピールいただけるものと考えます。



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お問い合わせ

産学連携教育イノベーター育成プログラム実施校代表校(事務局):東北大学 高度教養教育・学生支援機構 大学教育支援センター〒980-8576 宮城県仙台市青葉区川内41 TEL: 022-795-4472・4473

innovator.jitsumuka@grp.tohoku.ac.jp