産学の連携により、学生がインターンシップで実社会を経験しながら、社会と結合した大学での学びに注力することが卒業後の活躍につながる社会、リカレント教育など社会人となっても学び続け、チャレンジし続ける時代がようやく到来するか、重大な岐路を迎えています。このような中で教育・雇用一体改革を軌道に乗せることに貢献すべく、学びと社会をつなぐことにより、学生の大学教育への動機付けを高めるとともに、社会人をリカレント教育へ惹き付けることを目指し、実務家教員の育成に関する取組がなされ始めています。
産学が連携して人材と知の循環を促進しつつ、実践的かつ広く深い学びを追求し、学生も社会人も学び続けチャレンジし続ける社会の実現と、未来を拓く人材の各界への輩出のため、その中心的役割を担う実務家教員の養成及びその持続的な育成・活用システムの構築は重要な課題です。
そこで、本プログラムは、実務家教員を含む大学教員のための研修講師を養成するため、実際の研修プログラムの参与観察に加え、研修の開発・実施側の視点に立った考察の機会や議論の場を提供することにより、将来、実務家教員を含む大学教員のための研修ファカルティ・ディベロップメント(FD)の開発・実施に関する実践的知見を持つ人材の育成を目指します。
本プログラム受講者は、次のことができるようになることを目指します。
現在の実務家教員の多様な在り方に鑑み、実務家教員を含む大学教員に共通に必要とされる教育実践力(汎用的な専門性)を高めるカリキュラムを持つ履修証明プログラム「産学連携教育イノベーター育成プログラム(AIBET)」を活用し、実務家教員を含む大学教員のための研修を担う講師を養成します。本プログラムでは、上記目標を達成するために、受講者は次の活動に取り組みます。
※本プログラムは、文部科学省「持続的な産学共同人材育成システム構築事業」の一環として提供されます。
下記の①もしくは②のいずれかに該当する者。
書類選考の上、メールにて結果をお知らせします➡2023年6月下旬頃
開講期間内に本プログラムの20時間の課程を全て受講すること。
修了した際には、受講証明書を発行します。
文部科学省「持続的な産学共同人材育成システム構築事業」運営拠点
代表校(事務局):東北大学 高度教養教育・学生支援機構 大学教育支援センター
〒980-8576 宮城県仙台市青葉区川内41 Tel:022-795-4472・4473
Email:koshiyose.prog@grp.tohoku.ac.j